漫画のセリフをご紹介いたします
主人公N「私は杉並区在住、60代の山田だ」
主人公N「高齢の父が亡くなり、家族で葬儀を執り行うことになった」
主人公N「四十九日が過ぎたころ、家族で相続の話し合いをすることになった」
主人公N「父の遺産は、郊外の中央線沿線の戸建てと、多少の現預金。相続人は、私と50代の妹、それと80代の母親だ」
主人公N「とはいえ皆、相続については詳しくない」
妹「あ、相続と言えば相続税じゃない?相続税を払わなければいけないんじゃないの?」
主人公「そうなると、担当は税理士か...」
主人公N「こうしてまずは、妹と二人で近所の税理士事務所へ行くことになった」
主人公N「なんと税理士さんに依頼する仕事はなかった…」
妹「『遺産の評価額は基礎控除4800万円の範囲内だから相続税はかかりません。なので税理士の仕事はありません。不動産があるので、相続登記を司法書士に依頼すればいいですよ』か..」
主人公「じゃあ、司法書士事務所を探さないとな」
主人公「中野司法書士事務所?相続に対応している司法書士か。20年以上の経験や実績は信頼できそうだな。一度相談してみよう」
主人公「税理士事務所に行ったところ、『相続税がかからないから司法書士へ』と言われまして..」
代表「そうでしたか。相続税が発生する案件でないと、税理士の仕事はないんですよ」
妹「相続と言えば、相続税がかかるものだと思っていました」
代表「税理士と言っても、①法人税などの会計専門の税理士②相続税などの資産税専門の税理士がいるのです」
代表「相続専門の税理士なら、不動産を適正価格で評価してくれます。これにより、単純に路線価を掛けて計算するより評価額が小さくなることが多いので、相続税が少なくなります」
代表「また、税務調査が入ったときも頼りになりますよ」
主人公「なるほど。テレビで弁護士さんが相続について説明しているシーンがありますが、弁護士は登場しないのですか?」
主人公「税理士事務所で『司法書士に依頼すればいい』と言われ、ネットで調べて相続に対応している中野司法書士事務所の情報が出てきたのですが...」
代表「ありがとうございます。相続人間で争いがある場合は弁護士に頼むしかないのですが、山田様のようなケースであれば、司法書士に頼む方が多いのです」
代表「弁護士は何でもできますが、費用は高いです。それに不動産があるので、弁護士に依頼しても相続登記の部分は司法書士に依頼することになると思います」
代表「弁護士も相続登記ができなくはないのですが、あまりやらないですね。弁護士は裁判の専門家で、登記についての専門家は司法書士です」
代表「あと行政書士という法律家もいますが、登記業務ができないので、司法書士に依頼すれば大丈夫です」
代表「行政書士は遺産分割協議書だけは作ってくれますが、相続登記はどのみち司法書士に依頼することになります」
代表「だから、相続なら最初に司法書士に相談するのが合理的なのです。それだけで済むことが多いですし、必要であれば相続専門の税理士を紹介してもらえます」
代表「実際、山田さんのように相続税がかからない人のほうが多いですよ」
主人公「そうなんですね!それはよかったです」
主人公「今後、母が老人ホームに入る予定なので、両親が住んでいた家を売却し、老人ホームの費用にしようと思っています。放っておいたら空き家になってしまいますし...」
代表「そうですか。近々売却したいのであれば、このタイミングで言っていただけてよかったです」
代表「ご自宅を売却する場合、不動産の譲渡所得税の問題が出てきます。それも考慮して山田さんに一番いいように遺産分割をしていきましょう」
代表「譲渡所得税については、私もおおよそはわかりますが、専門の税理士を紹介するので相談してみてください」
主人公「ありがとうございます。それと、いい不動産屋さんって知っていますか?」
代表「では、相続手続きと並行して、ご両親のご自宅の売却手続きも進めていきましょう。動産会社を紹介できます」
代表「不動産会社に買い取ってもらうか、仲介してもらうかによっても違ってくるので、山田さんの場合どちらがいいか、アドバイスをもらいましょう」主人公「ありがとうございます。それと今後の心配と言えば、母が認知症になったときです。私は仕事が忙しいですし、妹は県外に嫁に行っています」
代表「その場合、成年後見制度を利用することができますよ。メリット、デメリットがあるので説明しますね」
主人公「ありがとうございます。そのときは手続きをお願いいたします」
代表「山田様から伺った内容で、遺産分割協議書を作成しました。これに署名押印をお願いします」
代表「これで相続登記の申請をしますね。相続登記が終われば、不動産の売買契約ができます」
主人公「うちは親子も兄妹も仲がいいので問題ないと思っていましたが、遺産分割のやり方でその後のことが結構変わってくるんですね」
主人公「仲がいいからといって、単純に法定相続分どおりの遺産分割にしなくてよかったです。私の相続分は減りましたが、すごく納得できています」
主人公N「相続登記のあと、不動産売却も無事に終わった」
主人公「無事に相続と不動産の売却ができてよかったです。母も老人ホームに入ることができて安心しました。ありがとうございます」
代表「喜んでいただけてよかったです」
主人公「これでやっと落ち着きました。中野先生にお願いしてよかったです」
主人公「それと、実は私、再婚しておりまして...前妻との間に24歳になる娘がいます。娘とは全然会っていないのですが、私が死んだとき、娘にも少し財産をあげたいと思っています」
代表「それなら遺言書を作成しますか?何もしないままですと、遺産分割協議が必要になります。奥様と娘様で遺産の分け方を話し合うことになるのですが...それは難しいですよね?」
主人公「いやー、それは難しいと思います」
代表「何もしないと奥様と娘様で相続トラブルになる可能性があります。山田様はマンションをお持ちですし、そこは奥様に今のまま住んでもらいたいでしょう」
代表「もし娘様がそれに反対したり無視されると面倒なことになります」
代表「弁護士は、そのような相続トラブルを解決してくれる専門家です。弁護士からすれば、トラブルがあったほうが仕事が増えるわけで...」
代表「だから、遺言を積極的に勧めていくのは司法書士の仕事かなと思っています。遺言ですべてが解決できるわけではないですが、あるとないでは雲泥の差です」
主人公「マンションは今の妻ずっと住ませてあげたいです。妻が困らないようにしてほしいです」
代表「遺言といってもいろいろありますので、説明しますね」
主人公「私は、公正証書の遺言でお願いしたいです」
代表「かしこまりました。では、私はそのサポートをしますね。公証人と打ち合わせをして準備します」
主人公N「私と中野先生で公証役場に行き公証遺言書を作ってもらった」
主人公「これで私に何かあっても安心だな。中野先生は話しやすくて、何でも相談できてよかった」