今ではネットや専門誌で、レイクなどの貸金業者に個人で過払い金返還請求をするノウハウが紹介されています。

これは専門家へ払う依頼料が掛からないという事もあり、年々数が増えています。

確かに手続き自体はそれ程複雑な手続きではありません。

レイクの様な対応の柔らかい業者であれば、時間と根気と丁寧さがあれば個人でも可能でしょう。

ですが、他の多くの貸金業者ではそうやすやすと過払い金を返還してくれないものです。

そこで個人の過払い返還請求には2点、法律的な難しい手続きがある事を指摘しておきます。

ひとつは過去の借金返済を記録した取引履歴を開示してもらう事です。

個人で取引履歴を取り寄せる際の注意点としては、相手の貸金業者が開示拒否をしたり、あるいは受けた振りをして長時間放置するといった嫌がらせがあります。

相手にとって任意交渉を有利に運ぶための布石なのです。

これはもう一つの難点で、請求者が気後れする事で交渉時に過払い金元本の50%とか60%で和解させる様に仕向ける効果があります。