過払い金 レイク 2016年最新情報

新生銀行グループである為、資金面での懸念が少ないレイク過払い金。
以前のレイクは過払い金返還請求に対して柔軟・誠実に対応し、消費者金融の中でも比較的円滑に和解交渉をスムーズに進めることができた業者でした。

しかし2014年、日本GEによる損失補償打ち切りにより状況が悪化しました。

この影響からかレイク過払い金返還方針に変更があった模様で、アコム・プロミス同様2016年現在のレイク過払い金対応は、任意交渉(レイクとの話し合い)での満額回収が困難になっています。

レイク過払い金の請求先

レイクは他の消費者金融(アコム・プロミスなど)と違い、会社名がコロコロ変わっているのが特徴です。
依頼人としては、自分のカードはレイクなのか?新生フィナンシャルはレイクと違うのか?など多少混乱するようです。

古くは「ほのぼのレイク」の愛称で親しまれたレイクですが、現在は新生銀行カードローンのレイクに生まれ変わりました。

以前は「GEコンシューマーファイナンス」のレイク、その後「新生フィナンシャルのレイク」とややこしいですが、下記で聞き覚えのあるカードは基本的にレイクが過払い金の請求先となります。

レイク請求先まとめ

旧コーエークレジット → 合併の影響で請求先はレイク
旧GEコンシューマーファイナンス → 請求先はレイク
新生フィナンシャル → 基本レイクのことです
新生銀行カードローン → 最近の新規カードローンには過払いなし

レイク過払い金デメリット

レイク過払い金デメリットについて、信用情報への影響を中心にレイク特有の問題点である取引履歴未開示についての現状です。

レイク過払い金とカード解約について

レイク過払い金返還請求や任意整理をすると、レイクのカードが「解約」となり利用できなくなります。

旧コーエークレジット(レイクと合併)の契約がある場合、旧コーエークレジット過払い金はレイクへ請求できます。
また純粋なレイク過払い金と旧コーエークレジット過払い金が発生した場合は、2口分を合算してレイクに請求します。

レイク過払い金とブラックリスト

すでに完済している場合でのレイク過払い金手続きであれば信用情報にまったく影響ありません。
信用情報に影響がないということは、他社カードに影響がないということです。

そのため信用情報に影響がでる可能性があるのは、レイク返済中で手続き(債務整理)した場合です。
いろいろと信用情報が気になる方は、しっかり完済してから手続きすることをお勧めします。

レイク過払い金返還交渉の注意点

・レイクとの取引途中に空白期間がある場合(いわゆる取引の分断がある場合)

・レイク取引履歴に未開示部分がある場合は開示されている部分での過払い金算出をもとであればスムーズな交渉になります。

裁判での解決となる未開示部分の請求はしない方針です。
※レイクとの取引が昭和時代からになる一部の方が対象

※現在レイク取引履歴は破棄などを理由に平成5年(1993年)までが開示されます。
また最近は1990年~1993年の一部データが開示されるケースもあります。

レイク取引履歴開示に関する注意点

レイクは、アコムやプロミスなどの消費者金融と違い、取引履歴がすべて開示されません。

しかしこれは、レイクに限らず、信販会社なども同じような対応ですので、止むおえないことでしょう。

レイクによると、1993年(平成5年)以前の取引履歴は廃棄してしまったとのことです。

さらに平成25年レイクからの公式発表にて、1990年~1993年(平成1年~平成5年)の取引履歴の一部がデータとして発見されたとのことで、最近は参考データとして、その間の履歴が開示されるケースもあります。

またレイクから履歴を取り寄せると、複数の取引履歴が開示される場合があります。
これはレイクへの合併などによる影響で、現在レイクが窓口となっているケースです。

レイクカードと他社カードへの影響

レイクカードは解約処理になり使用不可

レイクへ過払い金請求・任意整理の手続きをした場合、レイクのカードは使用できなくなります。
(自動的に解約処理されます)すでに完済している方の過払い金レイクデメリットはこの1点に尽きると思います。

旧コーエークレジット分の過払い金はレイクへ

旧コーエークレジット(H12吸収合併)と取引があった(取引中)の過払い金はレイクへ請求します。
現在レイクと合併しているため、旧コーエークレジットを返済中の方は、純粋なレイク取引と含めての手続きとなりますので、注意して下さい。

レイク以外のカードには影響なし

完済後のレイクで過払い金請求・任意整理の手続きをした場合、現在使用中の別会社のカードには、影響ありません。

しかし、レイク返済中で結果的に借金が残り信用情報に「債務整理」情報が登録された場合は、他社のカード契約更新等のタイミングで、間接的に影響が出る可能性がありデメリットとなりますので、ご注意ください。

今後の新規借り入れへの影響

将来的にレイクと再契約したい場合

以前は、消費者金融系のカードへ過払い請求すると、請求した会社のカードは二度と作れないなどと言われていましたが、最近は必ずそうとも言えないようです。

あくまで憶測ですが、徹底的な満額回収をした場合(業者からすると争って解決した扱い)は、審査内容に関わらず、再取引はできにくい傾向にあるようです。

将来的に他社カードへの審査の影響

レイク完済後で過払い金請求のみしたケースなど、信用情報に「債務整理」扱いになっていないケースであれば、レイクへ過払い手続きした影響はまったくありません。

住宅ローンへの影響

現在すでに住宅ローンを組んで返済中の方は、住宅ローンとカードローンは別契約なので影響ありません。
また、今後新たに住宅ローンを申し込みする場合にも、信用情報に「債務整理」扱いになっていないケースであれば、影響がないと考えて下さい。

たまに古いネット情報を見ると、過払い請求をすると住宅ローンに影響が出るので慎重にした方がよいなど、現在は過払い請求をした事実は信用情報の登録対象ではないため、影響はありませんのでご安心ください。