アイフルは経営不振であり、過払い金返還に対してとても消極的です。
そこで、アイフルへ過払い金返還請求を行った場合のデメリットについて解説していきます。
アイフルへ過払い金返還請求をするとアイフルカードは自動的に解約処理され、それ以降は使用不可となります。

また、平成23年にアイフルと合併を行ったライフへの残債が残っている場合、その残高はアイフルに請求した過払い金と相殺されることになるので注意が必要です。
新ライフカードの分に関してはアイフルとは別契約になるので影響はありません。
これらの区別は複雑なので、なかの法務事務所への相談をご検討ください。

なお、これはアイフルからの借入に限った話ではありませんが、借金の返済中に任意整理などを通じて過払い金返還請求を行うと信用情報機関のブラックリストに登録されるというデメリットがあります。
ブラックリストに登録された状態では金融機関からの借入を受けることはほとんど不可能になります。
しかし、借金の完済後であれば信用情報機関のブラックリストに登録されることもないので、借金を返済する目途が立たない、生活に困窮しているという状況でもない限りは過払い金返還請求は完済後に行う方がいいでしょう。
ただし、完済後でも過払い金返還請求を行った系列の金融機関からは借入が困難になるというのが一般的です。