事業再生計画を完了し、なんとか事業の建て直しの目途が立ったアイフルですが、現在も芳しいとは言い難い経営状況が続いています。
そのため、アイフルへ過払い金の返還請求を行っても、スムーズに満額取り戻せるということはまずないと言っていいでしょう。
アイフルに過払い金返還請求を行った場合、それが借主個人であればアイフルは過払い金の1割から2割の返還を行うという内容の和解案を提示してきます。
ここに弁護士や司法書士などの専門家が介入することで、ようやく3割から5割程度に過払い金の返還の割合を引き上げられるといった塩梅です。
アイフルの方は過払い金返還請求に消極的なので、過払い金の満額返還を和解で成立させることは極めて困難です。
そのため、過払い金の満額返還を希望する方は裁判という手続を取る必要があります。

裁判になった場合もアイフルは一貫して強硬姿勢を貫いてきます。
その他、倒産リスクをチラつかせたり、借主に直接電話をして脅しを仕掛けてきたりすることもあります。
しかし、過払い金返還請求は借主の正当な権利であり、正式な段取りを踏めば必ず満額取り戻すことが可能です。
裁判にかかる時間、費用、負担について心配な方は、なかの法務事務所のホームページをご確認頂き、お問い合わせください。