過払い金返還請求を弁護士や司法書士に依頼するためには依頼料がかかります。
依頼料はそれぞれの法律事務所や法務事務所によって内容や設定金額は異なりますが、大別すると相談料、着手金、基本報酬、減額報酬、成果報酬に分けられます。
相談料は相談のために必要となる費用であり、着手金は過払い金返還請求の手続を開始するに当たって必要となる費用です。
また、基本報酬は弁護士や司法書士に支払う基本的な報酬であり、減額報酬は引き直し計算によって減額された借金の金額に応じて支払う報酬であり、成果報酬は実際に取り戻した過払い金の金額に応じて支払う報酬です。
また、裁判に発展した場合は別途、訴訟費用がかかります。
アイフルから過払い金を全額取り戻すためには裁判は必ず必要なので、アイフルが相手ならば訴訟費用も用意しなければなりません。
なお、過払い金の返還請求を弁護士や司法書士に依頼する場合、借金の完済前は完済後と比較すると依頼料が割高になる傾向にあります。
しかし、上記の依頼料は必ず払わなければならないというものではなく、相談料や着手金は設定していない事務所も多いです。
減額報酬などは設定している事務所の方が少ないと言えるでしょう。
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