過払い金というのがどのように発生するのか、その流れと仕組みについてはまだ認知の進んでいない部分があります。
過払い金とは、払い過ぎた利息のことを指します。
ごく最近までアコムでは、約5%から15%多めの利息を請求し、借り入れた側は言われるままに支払ってきました。
この差額が過払い金と言われています。

アコムなどの貸金業者はお金を貸すときには、利息制限法という法律で定められた金利で貸し付けることになっています。
ところが、実際にはそれ以上の金利で貸し付けてきました。
利息制限法では、上限は10万円未満では年利20%。10万円から100万円未満では年利18%、100万円以上では年利15%と決められています。
ところが、実際には23%から29%くらいに設定されています。
たとえば、
アコムから5年の間に50万円を借りたり返したりなどの流れで繰り返していた場合、利率29.2%のとき43万円以上、利率25.0%でも28万円の過払い金が発生しています。

当事務所を始めとした法務事務所では周知に努めていますが、まだこういった状況を知らない方も多くいます。
すでに返し終わった借金のことは、思い出したくないという心理も働いています。
過払い金の請求はプロ集団であるなかの法務事務所にぜひご相談ください。