過払い金の返還請求と債務整理の違いについて解説していきます。
まず、債務整理とは返済中の借金について借金の利息の再計算をして余分な利息を減らしたり、借金の総額を減らすように交渉を行ったり、借金返済の目途が立たない方が現実的な返済計画を立てるために行う手続のことです。
債務整理には特定調停、任意整理、民事再生、自己破産など、さまざまな種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

これに対して、過払い金の返還請求とは借主が貸主に払い過ぎた利息を返して貰うように求める手続のことです。
上述した本質上、債務整理は借金の返済中にしか行うことはできませんが、過払い金の返還請求は借金の返済中でも返済後であっても実行することが可能です。
過払い金の返還請求は債務整理の中で行われる手続の一つでもあります。
なお、過払い金の請求期間は契約終了日から10年間と定められています。

大雑把に違いを表現すると、債務整理は貸主の利益を損失させる手続であり、過払い金の返還請求は借主の利益を回復させる手続ということです。
しかし、アイフルは過払い金の返還請求にも消極的であり、これに対しても強固な姿勢を示してきます。
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