2010年の貸金業法改定によりグレーゾーン金利が廃止され、借主が貸主に過払い金の返還を求める気運が世間的に高まってきています。
テレビでも利息の注意喚起を促すコマーシャルが頻繁に流されており、我が事でなくとも興味を持っている方は多いことでしょう。
しかし、そうした影響からか、ひょっとすると自分も過払い金が発生しているのではないかと不安に思う方が増えてきています。
アイフルからの車のローンで過払い金が発生しているかも知れないので調べて欲しいという要望も少なくありません。
ローンを過払い金と結び付けて考える方は多いですが、結論から言うと車のローンにおいて過払い金が発生することはありません。
車のローンの金利はそれほど高いものではなく、利息制限法の定める上限利率を超えるものではないからです。
一部の違法な貸金業者から貸付を受けていたとすれば分かりませんが、アイフルなど一般的に知られている金融業者との契約であればまず問題はありません。
基本的に、過払い金が発生する条件は貸金業法改定以前、ほとんどの金融会社がグレーゾーン金利で取り立て行っていた頃の契約であることです。
過払い金の有無が気になる方はなかの法務事務所にご相談ください。
